美術鑑賞社 06(zero-six)ギャラリー
2006年7月10日


 

 第21回書団嘯龍社展

 主催=日本書道学院。会長武内枝雪(=作品写真左側「研」)、理事長小山司雲(=作品写真右側「断」)の新体制となってから初めての本展。今回の運営委員は、前述の2名に加え、犬塚紫溪、川上香流、栗原翠雪、佐々木香雪、野浦玉舟、宝力白洋の8名が担当した。

 鈴木篁華、渋谷嶺豊、池谷南流、及び日本書道学院大賞に輝いた瀬田英草、同・准大賞の遠藤松寿らや、生え抜きの中堅として期待される若手の菅沼芳香、仲本竹峯、森玉桂など、層の厚い審査員陣を中心に、無鑑査、同人無鑑査、同人、准同人、会友、一般がこれに続き、一体となって会を盛り上げている。自由で明るい雰囲気の中、一門の結束もより強固に、全体の足並みが良く出揃っており、内容的にも意欲旺盛な作品が、多々見受けられる。

 これは明らかに一作毎の堅実な歩みを、如実に表しているものであり、一貫する指導原理に、最も忠実な同志の集いとして、この成果は高く評価されねばならないであろう。現代書道の在り方には、それぞれに確固たる信念のもと、多方面に渡る探究や方向性がある。そこに熱気を漲らせる以上、その団体に存在の意義が生じるのである。

 他の受賞者。日本書道学院賞=下田岐承。東京新聞賞=小口香穂。全日本書道連盟賞=小田香仙。南堂記念賞=中井孝扇。特選=香川敬舟。秀逸=渡辺修岳、奨励賞=小碇早敬。

(2・21〜26、東京都美術館)

 

 

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